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昔、白い魔女と黒い魔女の治める国があった。
2人の魔女の住む城には、眠っている3人の幼い魔女がいた。
それは黒い魔女が、白い魔女の負担を減らそうと作った黒い魔女の分身。

しかしそれを知った白い魔女は激怒した。
「そんなに私を信用出来ないのか」と
黒い魔女は
「違う、ただ貴方を想って作ったの、あなたの負担を減らしたかったの」と話す。
白い魔女は眠っている魔女を消そうと手を出したが、黒い魔女が庇い
「私が悪かったわ、貴方は何もしないで。」と言った。

黒い魔女が分身達を消そうとした時
「お母さん、ごめんなさい。生まれてきてごめんなさい。」
そう3人から聞こえたような気がした…。
作り出されたこの子達に罪は無い。まだ何もしていないのに
どうして消さなければならないのか。
黒い魔女は次第に怒りを覚える。
「どうしてわかってもらえないのか、私は貴方を助けたかっただけなのに…!」

黒い魔女は魔法で3人を起こす。
目覚めた幼い魔女達は、ゆっくりと目を開けこう言った。
『ありがとう、お母さんの想い受け取ったよ。』

3人の魔女は白い魔女のいる城へ破壊の魔法を放った。
1人は家々に火を放ち、1人は逃げゆく人達に向けて針の雨を降らせ、
1人は国全部を覆う高い壁を作り出した

一方、城では、2人の魔女が対峙していた。

白い魔女はこう言う。
「どうして、こんなことをするの。これじゃあ、誰も幸せになれない…」

黒い魔女は冷たい目で白い魔女を見た。
「どうしてって…貴方を助けたいと思っていたのに拒絶するからでしょう…?
そして、私は幸せよ?私の子供達を殺そうとしたあなたは幸せになんかなれないわ」

「子供達…ですって?なにも、国の民を殺す必要ないじゃない
貴方は変わってしまった。もう私は貴方と共に歩むことは出来ない…。」

白い魔女が強大な魔法を放つ。
しかしそれは空中から突如現れた3人の魔女に跳ね返されてしまった。

「私の子供たちを殺そうとした貴方と、国の民を殺した私。結局、私も貴方と同じね。」

そう告げ、4人の魔女は城の外へ飛んで行った。

『お母さん、これからどうするの?』

「そうね、あの国を最後まで消してしまいましょう。」

3人の高らかに笑う声が響いた。